VRシネマティックアトラクション『アーガイルシフト』
このアトラクションは、巨大ロボットに乗り込み敵ロボットを撃ち倒す戦闘ゲームなのだが、傍らにサポート役超絶美少女がいると言うオプション付き。
このシチュエーションに憧れた二次元萌男子は少なくないはず。何を隠そう、KOTAも二次元美少女が大好きなので、この設定にはテンション急上昇だ。
専用のイスに座って、VR眼鏡を付けたら視界に広がるゲームスタンバイ画面。
顔を向けた方向に合わせてシューティングカーソルが動くのが斬新。ここまではちょっとハイレベルなアトラクションでも体験出来る世界観かなーと思ったが、ヘッドホンを付けた瞬間、周りの音が遮断されナレーションが始まり、一気に意識はバーチャルの世界へ。
ゲームが始まると、それはもう可愛い2次元美少女が話しかけてくる。彼女はアイネちゃんと言うらしい。よろしく、アイネちゃん。
色々と説明的なコトを話してくれたあと、とりあえず戦闘ステージへ。よく分からないまま敵に襲われていたので(左隣のアイネちゃんに夢中であんまり話を聞いていなかった)、視点でターゲットをとらえ、手元のボタンで射撃、ゲーム自体は何のことはない、シューティングゲームである。
360度の視点とイスの動き、音も合わさりゲームで遊んでいるというよりも、ゲームの世界に意識を飛ばしてる感覚だ。
ゲーム自体はテンポよく進行していき、ボス的なターゲットを倒した時にアイネちゃんが目の前に来てくれ微笑みかけてきた時は心臓が高鳴った。なんとすばらしい演出。
そんなこんなで「To be continued」と続きが非常に気になる展開だったが、ゲーム終了。このゲームの面白さは、コックピットの動きや視界全てをゲームの世界観に染める、臨場感あふれるシューティングゲームであることと、ゲーム世界で二次元の美少女を高い完成度で具現化していることだと思う。
もし、課金制を高めるなら、と考えると、ゲーム内での強い武器や回復アイテムなどはオーソドックスかと思うが、アイネちゃんのコスチュームなんか購入出来たらこれは廃課金勢製造機になりそうな予感さえする。
そして2つ目はこちら!
極限度胸試し『高所恐怖SHOW』
こちら、VRイベントのプロモーションでも体験映像が使われていた目玉アトラクション。地上から高さ200メートル上空、幅30センチほどの板の先にいる小猫を救出せよと言うものなのだが…完全に舐めていた。
「いやーあれ、どう見てもバーチャルって分かるし、怖くないっしょ」
そう言ってたのもつかの間、ゴーグルやらヘッドホンやら両手のセンサー、ベルト等々を装着していくと、あれ、これまずいんじゃないかと胸騒ぎがする。
演出として上手いなと思ったのが、いきなり高さ200メートルに立たせるのではなく、エレベーターに乗る前から始まり、乗り込み、そこから200メートル上空まで上がっていくという展開。
ドアが開いた瞬間、風の演出も相まってか、はるか上空に本当に上がって来たかのように錯覚した。
足元にはわずか30センチ幅の板一枚。その先に子猫が震えている。
いや、これ、ゲームだし、バーチャルだしと思って、そのまま一歩足を進めようとしたが…
「いやー!!ムリムリムリムリ!!!!!」
思わずしゃがみ込み、板に両手でしがみつく。
四つん這いになりながら少しずつ子猫に近寄るが…
ちょっと近づいたところで、まさかの後ずさりして逃げる子猫。
「ちょぉぉお!!!ネコー!!!行かないでよぉぉぉぉ!!!」
もうひたすら、「下は見ない下は見ない」と自己暗示しながら、子猫だけを一点注視し、ずりずりと進み、ネコを捕まえ、同じようにずりずりと後ずさりし、なんとかエレベーターの中へ帰還。
エレベーター内に戻っても足がすくんでなかなか立ち上がれず。
やっとのことで地上階に到着し、親猫に子猫を渡した瞬間、クラッカーがはじける演出で非常に達成感を感じられる体験だった。
それにしても、頭ではゲームだという状況が分かっていながらも、5感全てがバーチャルの世界に連れて行かれると、意思とは無関係に体が反応するのは人間の面白いところだなと改めて感じた。
以上!VRイベントの白熱レポートをお届けした!
みなさんもぜひ取り乱しに行って欲しい!
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