「LoVA」
ロヴァ…ではない。
LORD of VERMILION ARENA の頭文字をとって「LoVA」である。
『LORD of VERMILION ARENA』とは、スクウェア・エニックスが提供するPCオンラインゲームであり、海外で人気のいわゆるMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)というゲームジャンルに分類される。
MOBAを簡単に説明すると、プレイヤーを2つのチームに分け、リアルの時間軸で進むゲーム世界の中で、味方チームと力を合わせて敵チームを制圧するゲームである。
なぜこの「LoVA」がHOTワードに上がったかと言うと…
サービス終了のニュースが発表されたからだ。
LORD of VERMILIONはもともとゲームセンターのアーケードゲームとして展開しており、そのあとも続編がいくつか続くほどの人気だ。
そしてそのLORD of VERMILIONのPCオンラインゲームとしてスタートしたのが
「LoVA」である。
リリースは2015年の6月。わずか1年でのサービス終了である。
ネットでの反応はというと…
「終わるの早ッ!」
「最初は面白かったけど…」
「もう終わるの??」
といった形で、その終了の早さに驚く人が多数だ。
その衝撃のニュース故のHOTワード浮上ということなのだろう。
昨今、ネットゲームやスマホゲームが乱立している。
大手ゲーム会社が提供しているゲームだから安心、ということはないのだと、今回のニュースで痛感した。
それにしても、昔は5000円でゲームソフトを購入すれば、一定そのストーリーを読み終わるまでは楽しむことが出来た。
今では無料で始められるゲームがほとんどで、ゲームを有利に進めるべく課金というシステムがある。人によっては0円でゲームを楽しむ人もいれば何十万円も費やす人もいる。
そんな中で怖いのが、このサービス終了だ。
もちろん、そこでかけたお金を、その瞬間ゲームを楽しむための歓楽費用と考えればいいのかもしれない。
だが、今後も継続して楽しむために将来を期待して課金したのであれば、つぎ込んだ費用は戻ってこないし、自分が沢山投資して育て上げたデータも消えてしまう。
お金の掛け方、使い方は人それぞれではあるが、
オンラインゲームへの課金は一種のギャンブルのようなものだな、と感じた。
自分の投資が一時的にはプラスに働くことがあったとしても、
その価値は永久不変ではなく、予想出来ないタイミングで全て失われる可能性もある、と。
「LoVA」に関連するツイートを見ていたらこんなツイートが目に留まった。
「LoVAが一番話題になったのがサービス終了っていうのがもうギャグ」
まさに、といったところ。
一番話題になったことが終了のニュースだったなんて、あまりにも皮肉である。
オンラインと言う「形がない産物」だからこそ、
その価値を長く保てるようにするのも、提供する側の責任なのかもしれない。
以上、KOTAでした。
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