今週の畑_こういう人にわたしはなりたい

玉ねぎ、どーん!

今度は、赤玉ねぎどーん!

収穫された玉ねぎは、このように乾燥させてから出荷される。


この乾燥のさせ方が素敵だなぁと思うのです。

同じくらいの重さの2つの玉ねぎを結んで、その結び目を下にして棒に吊るす。

(おたがいの重さで下にひっぱられることで、結び目がかたくなり、落ちなくなる)

考えてみれば当たり前で、至極シンプルなこと。

だけど、ここに道具は存在していない。

玉ねぎの上の部分を活用して結んでいるから。


“あるものでどうにかする”


農作業をしていて、いろんな場面でこの↑考え方が根底にあるのを感じる。

苦しい生活の中で出てきた知恵なんだと思うんだけど、

なんて美しいのでしょう、といまの私は感心してしまう。


ボロボロの角材が幾通りの使われ方をしていることもある。


たくさんものを持つんじゃなくて、

こういう(発想を持てる)人にわたしはなりたい。(宮沢賢治風)


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