玉ねぎ、どーん!
今度は、赤玉ねぎどーん!
収穫された玉ねぎは、このように乾燥させてから出荷される。
この乾燥のさせ方が素敵だなぁと思うのです。
同じくらいの重さの2つの玉ねぎを結んで、その結び目を下にして棒に吊るす。
(おたがいの重さで下にひっぱられることで、結び目がかたくなり、落ちなくなる)
考えてみれば当たり前で、至極シンプルなこと。
だけど、ここに道具は存在していない。
玉ねぎの上の部分を活用して結んでいるから。
“あるものでどうにかする”
農作業をしていて、いろんな場面でこの↑考え方が根底にあるのを感じる。
苦しい生活の中で出てきた知恵なんだと思うんだけど、
なんて美しいのでしょう、といまの私は感心してしまう。
ボロボロの角材が幾通りの使われ方をしていることもある。
たくさんものを持つんじゃなくて、
こういう(発想を持てる)人にわたしはなりたい。(宮沢賢治風)
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