限界の概念を持って、自分の強みを考えると、苦手なものを克服している時間なんてなくて、得意なものを徹底的に伸ばす方がいい。
弱みをつぶすには、時間が足りなくて、自分を生かしきることに専念しないと勝てない。
この文章、胸に刺さりませんか?
読みたい本というのは、
そのときの自分の状況、モチベーションの分野、興味によって変化するが
時々、猛烈にスポーツ選手が書いた本が読みたくなる。
そこにはスポーツ選手独特の潔さがあり、読んでいてとても気持ちいい。
先ほど引用した文章は
為末大さんの『走る哲学』という本からの抜粋だ。
弱みを克服してる時間があったら自分を活かしきることにフォーカスした方がいい、
だって限界があるのだから、というこの言葉。
“限界”という概念は、明確な引退という終わりが来るスポーツ選手特有のものだが
これは、通常の生活でも十分当てはまることだ。
初めてこの本を読んだとき、仕事でもプライベートでも沈んでいたときで
自分の強みはなんだろう?とかなんで自分はダメなんだろう?とか
あの人が羨ましいとか、いろんなことで悩んでいた。
そんな私にあの言葉がとても刺さった。
いま悩んでることの見方が変わって、そんなことで悩んでいるよりも
どうしたらいいかを考えたほうがいいなと一歩前に進んだように感じた。
記事を書くにあたり、久しぶりにこの本を読みかえしたが、
改めてこの言葉に考えさせられた。
ほかにも心を打った言葉がたくさんあったので、いくつか紹介する。
結局、選択の成否なんて、その時点では分からなくて
選択の意味を決めるのは、いつもその後どんな姿勢で人生を生きてるか。
自分で悩んで腹をくくって選んだなら、成長は約束されている。
夢中は我を忘れること。
人目があるのも気にならないこと。
だから結局自分をさらけ出せない人は夢中になれない。
どんな世界にしたいか、どんな人生を生きたいか。
仕事を考えるのではなく、世界観を考える。
どんな仕事であれ、目指す社会の実現には貢献できる。
うーん、どれも心に響く!
スポーツ選手の本は他にもたくさん読んだが、どれも経験に裏付けられた言葉があり、
次に頑張る力が湧いてくる。
悩んでいる人、必読です!
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