携帯電話の普及で、デジタルはうんと身近になった。
持ち歩けるデジタルは、電話やメールでの連絡手段以外にも、いつでもどこでも手軽に写真が撮れることや、外でもネット検索が可能になるという便利さを生み出した。
携帯電話はガラケーからスマートフォンへ進化し、動画を見たり音楽を聴いたり、GPSの位置検索で迷わず目的地に行くことが出来たり、さらに便利になることで生活の中に溶け込んでいった。
そして、”持ち歩けるデジタル”はさらに進化し、”身につけるデジタル”になった。
『身につけるデジタル=ウェアラブルデバイス』と呼ばれているが
現在有名なものだとスマートウォッチ、スマートバンド、スマートグラスなどが挙げられる。
今回紹介する事例はまだ開発中のものであるが、発売されたら活用の幅が広がりそうなものなのでぜひ見てもらいたい。
靴に仕込んだデバイスが振動で道案内!新しい旅行体験を提供する『Sneakairs』
このウェアラブルデバイスは左右のスニーカーの靴底に入れて使用し、同社がリリースするスマホアプリとBluetoothで連動し、目的地までの道のりを履いている人に振動で教えてくれるというものである。
靴に仕込めるウェアラブルデバイスは、スマホの地図ばかり見ている旅ではなく、景色をもっと見て欲しいという想いから開発されたそうだ。また、見知らぬ土地でスマホに夢中になっている間にスリにあってしまうなどということも防げるので、防犯の面でも活用出来そうである。
では、このデバイスがあったら他にどんなことが出来るだろう。
ジョギングやウォーキングのシーンで、設定した距離や歩数進んだら振動で教えてくれる、なんて言う機能があったら便利かもしれない。
アウトドアをしている時、温度や湿度、天候に合わせて「熱中症注意」や「急な雨に注意」などのアラートを出すのもありかもしれない。
振動を出せる部分が足裏全体に広がれば、電車の移動中にスマホアプリで操作して足つぼマッサージ、なんて言うのも良いかもしれない。
何はともあれ、ひとつ新しいデバイスが誕生することで、毎日の生活に変化をもたらすことは間違いない。こんなこと良いな、出来たら良いな、を考えるだけでも今後のデジタルの発展につながるのではないか。
デジタルに携わり、新しいものを提案していくことがミッションの私たちからしたら、今後リリースされるウェアラブルデバイスからも目が離せない。
以上、KOTAでした。
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