SNSの運用をあなどってはいけない。
今さら聞けないFacebookページ運用のイロハ【スタートアップ編】第3弾。
Facebook運用を始めるにあたって、過去2回にわたり紹介してきましたが、
スタートアップ編は今回で最後になります。
よし、やるぞ!と気合を入れ、
利用規約を作り、社内体制を整え、ペルソナを決定したら、
実際の投稿を考えていきましょう。
いつ、どんな投稿をするのか?を考えるのには
実際にカレンダーを作成し、それを埋めていくのが分かりやすいです。
ポイントは3つ。
(1)投稿スパン、投稿時間
ユーザーに自社商品やブランドを思い出してほしいからといって、
立て続けに投稿すると、かえって嫌がられてしまうかもしれません。
担当者としても最初から飛ばしすぎると、継続するのが大変になってしまうので、
可能な範囲でスタートするのがおすすめです。
また、投稿時間についてもあわせて検討しましょう。
ターゲット層や投稿する内容に応じて、朝、夕方、夜、どこの時間帯がいいのか
検討をして設定していきます。
通常、通勤通学時やお昼休みにスマホを見る人が多いと言われているので、
朝であれば7時半から9時、昼ならば12時から13時、夜であれば18時から20時あたりに
設定することが多いです。
(2)時事的ネタ
Facebookには、「◯◯に行ってきた」「△△がおいしかった!」など、
いま人気のものやトレンドのものが投稿される傾向がありますが、
Facebookページも同様にトレンドに合わせた投稿をしている企業がとても多く、
いいねを集めています。
例えば、最近で言うと
ひな祭りや子供の日、母の日、ゴールデンウィークに関連する投稿をした企業が
たくさんありました。
そのような時事的ネタでは、ブランドとユーザーの接点をつなぐこともでき、
なによりタイムリーなので、興味を引きやすいですよね。
このような投稿をするためには、前々からどんなイベントやネタがありそうかを
チェックしておいて、予め準備をしておく必要があります。
母の日、と言っても、ただカーネーションを投稿しているところはほとんどなく
各社いろいろ工夫をして、どんどんクオリティが上がってきています。
なので、前月の中旬には投稿スケジュールを決定して、準備を進めていくようにしましょう。
(3)ユーザー対応&監視
アップしたらおしまい、といかないのがFacebookページです。
いいね、コメント、シェアと、ユーザーから反応が返ってきます。
まずはアップされたかどうかを確認をした上で、そのあとページの監視も実施しましょう。
毎日1回ページをチェックする、投稿された日と翌日はチェックする、など
頻度は投稿スパンやファン数、業態に合わせて設定してください。
併行して、どの記事にどのくらいの反応が来たのかチェックをして、
どんな投稿が好まれるのか傾向値を探ることもお忘れなく。
投稿内容があらかじめ決定しているのであれば
【投稿予約+ページ監視】を外部に依頼することも可能です。
問題があった時や返信が必要なコメントが入った場合に
アラートをあげてもらうように依頼しておけば、
担当者が常にFacebookページをチェックしなくても済みます。
ページをこまめにチェックすること自体は単純作業ですが、
他の仕事と並行して行っている場合、忘れがちになったり、意外と負担になるので、
監視だけでも外部にお願いしてもいいかもしれません。
以上3点に留意した上で、投稿カレンダーを作成したら
いよいよFacebookページに記事をアップしていきましょうー!
次回以降は、Facebookページ運用に関して、具体的な内容にうつっていきます。
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